マナーも考慮して探したい喪服選び

高校生まででは、不幸事があった時の服装として学校の制服というのが一般的ですが、高校を卒業した後には制服がなくなることになるので、自分用に一つ喪服を用意しておく必要があります。
不幸事は突然訪れる可能性もあり、その時が来てから購入しようと思っていても近しい親族になれば買いに行っている時間がないこともあります。何もないうちから備えておく必要があり、マナーを守った正しい服装にするためにも専門の店舗で選ぶといいでしょう。
葬儀に参列する時のスタイルとして黒というのは誰でも知っていることですが、黒であっても色々な色味があるのです。葬儀には漆黒の黒を着ることになるので、普段使いができないようなものになります。つまり、代用ができないので専用に用意する必要があります。

マナーを守った男性のためのスタイル

男性の場合には、黒のスーツと黒のネクタイがあればいいと思われがちです。仕事帰りで黒のスーツを着ていても、それは普段用の黒の色味でもあるので喪服として代用することができません。
葬儀用の黒のスーツは、普段は着ないような深みのある黒い色になります。普段のスーツでは葬儀に行って他の人と並んだ時に白っぽい黒に見えてしまうので、代用したことがすぐに分かってしまいます。冬用のウールの喪服用スーツもありますが、シーズンごとに揃えなくてもオールシーズン用もあるので、一つ手に入れておけば安心です。
黒のスーツに合わせるシャツは、色や柄物は避けて真っ白な無地を選びます。黒のネクタイに黒の靴を合わせるのですが、光るものは避ける必要があるので、ベルトのバックルには注意をします。

マナーを守った女性のためのスタイル

女性の場合にはさまざまなデザインがあるので迷ってしまいがちですが、基本的にはワンピースとジャケットやボレロがセットになった形で販売されています。夏用であっても肘や膝が出ないような丈になっており、光るものがないようにファスナーはコンシールファスナーでファスナーのムシが見えないような作りになっていたり、ボタンは共布を包んであるクルミボタンになっています。
これに合わせる小物類にも注意が必要であり、黒のバッグであってもファスナーやボタン、持ち手を止めつけている金具などが光らないようなデザインのものを手に入れておく必要があります。アクセサリーはパールであればいいのですが、ネックレスの二連パールは二連に重なっていることから不幸事が重なるという忌みの意味にもなってしまうので避けなければなりません。